第2回NIS例会の講演会が7月25日(日)の午前中、十勝川温泉第1ホテルで開催されました。講師は東京都渋谷区代々木でご開業の山田晃久先生です。『インプラント治療におけるメインテナンスの継続を可能にする医院システムの構築』ーデンタルインタビューが作る新世代歯科医院ーの演題で約2時間の講演をしていただき、参加した42名の会員は熱心に傾聴しました。とかく日常臨床において我々は『歯科医療技術』の向上には積極的に取り組みますが、どのように患者さんとの良好なコミュニケーションをとるかについてはあまり勉強する機会が無いと思います。山田先生は今回の講演でインプラントはもとより日常臨床で起きる問題の原因を心理学、行動科学の側面からエビデンスの高い理論を示し、最新の心理学を意図的に駆使した“デンタルインタビュー”(歯科医療面接)という歯科医療独特のコミュニケーションによってメインテナンスの継続を可能にする医院システムについて新鮮なお話をされました。参加者には山田先生が《ザ》クインテッセンスに連載された別刷り本を配布していただき、会員一同感謝申し上げます。山田先生はNISの会員でもありますから、会員の皆さんは今後の例会等の機会にでもお会いした時にお話してみてください。きっと参考になると思います。私も山田先生の講演を拝聴した後、自分の診療室で初診の患者さんへの問診時間がいつもよりやけに長くなったのはなぜでしょう?まずは『患者さんの話をしっかり聞く』ことから始めましょう。
三嶋会長から謝辞
NIS例会参加の皆さんで全員集合!
帯広の先生方、お世話になりました。ありがとう!